口腔ケアでお口が元気!
美味しく食べられるようになりました!
丁寧に口腔ケアを行い、お年寄りの口はいつもきれいに保たれています。
また、むせの多い方がむせなく食べられたり、口から食事をとることが難しい方が口から美味しく食べられるようになって、美味しさが味わえるようになりました。
不具合だった入れ歯を調整して、入れ歯安定剤を使わなくなった例もあります。
口腔ケアは歯の病気の予防だけでなく、全身の健康にもつながります。食べられることで気分も上向きになり、おしゃべりが弾むようになりました。
みんなで楽しく和気あいあいとする食事は、お年寄りを笑顔にし、日々の生活をとても豊かにしてくれます。
― 市村先生にお聞きした話 ―
『口から食べる』ということは、どういうことでしょうか?
- 認知症で表情のない方が、少し口から食べた後、笑顔がこぼれた。
- 口から食べられるようになり、家族と食卓を囲むことができた。
- お母さんが大好きだったアイスクリームを2、3口でも食べさせてあげることができて、本当に嬉しかった。
- いつものようにご飯を食べ、眠るように旅立っていくお母さんを見て、悔いのない介護ができたと思っている。
今まで診てきた患者さんやその家族には、『口から食べる』ということに関してさまざまなエピソードと思いがありました。
今後も歯科診療や飲み込みの検査を通じて、このような思いをサポートできればと考えております。